オヤマボクチ (キク科) 日あたりのよいところにはえる多年草、 茎の高さ1m以上、紫をおびて太く、 白毛がはえている。根出葉は下面に 白綿毛が密生、大形で三角形にとがり ゴボウの葉に似る。 秋に暗紫色の頭花を下向きにつける。 日本名は雄山ボクチで、壮大であること、 ホクチは火打ち石を打って出た火を移すための もので、葉の裏の綿毛を乾燥して利用した。