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外人墓地 | |
2010-8-9 13:04 市営バス「高龍寺前」から徒歩2分。函館湾の入口を見下ろす高台にあります。嘉永7年(1854)、ペリー艦隊来航のときに亡くなった2人の水兵の埋葬場所として提供したのがここでした。 明治3年(1870)、在函5ヵ国の領事からの要望で正式に外国人墓地として定められ、道をはさんで山側がロシア人墓地となっています。海側のプロテスタント墓地にはイギリス、ドイツ、アメリカ、イタリア人などの墓地があり、安政6年(1859)の開港から明治にかけて、国際港として一翼を担った函館の華やかな側面を物語っています。ロシア人墓地の向かい、レンガ塀... | |
住所 | 北海道 函館市船見町23 |
聖ヨハネ教会 | |
2010-8-9 11:48 明治7年(1874)、イギリスの宣教師デニングが北海道に伝道のため来函したのが始まり。4年後に教会ができましたが、火災で類焼し、大正年間現在地に移りました。現在の建物は、昭和54年に改築したものです。 英国プロテスタントの教会で東京聖路加病院や立教大学なども、この教会の系統です。函館においても明治年間に、女学校やアイヌ学校、病院を建てるなど、教育や福祉活動に大きな業績を残しています。ハリストス正教会の東隣に位置しています。 | |
電話番号 | 0138-23-5584 |
住所 | 北海道函館市元町3-23 |
カトリック元町教会 | |
2010-8-9 11:45 安政6年(1859)にフランスの宣教師メルメ・デ・カションが来箱、仮聖堂を建てたのが始まりです。たびたび火災で焼失し、現在の建物は大正13年(1924)に建てられたもので、ゴシック様式のローマカトリック教会です。 祭壇はローマ法皇ベネディクト15世より贈られた、日本でただ一つの珍しいものです。聖堂の裏には大きめの洞窟があり、上に高さ1.5mくらいの聖母マリアが飾られており、「ルルドの洞窟」と呼ばれています。ハリストス正教会の向かいにあります。 | |
電話番号 | 0138-22-6877 |
住所 | 北海道函館市元町15-30 |
元町公園 | |
2010-8-9 12:04 函館版”港の見える丘公園”から一直線に広い基坂が海に続き、視界をさえぎるものは何もありません。 元町公園の名で親しまれていますが、ここは函館の発祥の地。江戸時代中期から役所があり、松前藩時代には亀田番所幕府直轄時代には箱館奉行、明治以後は開拓使の支庁、函館県の県庁、北海道庁函館支庁となり、大正11年市制施行により渡島支庁と改称、昭和25年まで古くは北海道、近年は道南の行政の中心となっていました。 石畳の美しい基坂は函館を代表する美しい坂ですが、江戸時代には「お役所の坂」とか「御殿坂」と呼ばれていました。御殿... | |
電話番号 | 0138-27-3333 |
住所 | 北海道函館市元町12-18 |
立待岬・啄木一族の墓 | |
2010-8-9 13:08 市電谷地頭下車、函館山に向かって坂を登り、ベイサイド病院方向に左手へ道なりに登って行くとすぐ、両側が墓地の細い道が現われます。谷地頭電停から立待岬までは徒歩約20分。途中、左手に啄木一族の墓があり、「東海の小島の磯の・・・」の歌が刻まれ、啄木の良き理解者であった宮崎郁雨の歌碑が隣りに並んでいます。 立待岬の突端へ進む左側の岩には与謝野寛・晶子夫妻歌碑がはめ込まれ、夫妻が昭和6年来函した折の歌を刻んでいます。岬の断崖の上からは前方遙かに太平洋の水平線、下北半島の山脈が望まれ、左に目を転ずれば、啄木が愛した大... | |
住所 | 北海道函館市住吉町16先 |
ハリストス正教会 | |
2010-8-9 11:31 市電十字街下車、徒歩15分。石畳の大三坂を登って行くのがわかりやすいです。鐘の音から「ガンガン寺」と呼ばれ親しまれています。 荘厳なロシア風ビザンチン様式の教会で、安政年間の教会は大火などで焼失、大正5年(1916)に再建されました。文久元年(1861)に来箱したハリストス正教会の司祭ニコライが、キリスト教徒が国禁下におかれていたにもかかわらず、日本で初めてロシア正教を伝道した由緒ある教会です。東京・神田ニコライ堂の鐘は、昭和3年にここから移されたものです。見学には献金が必要となっています。 | |
電話番号 | 0138-23-7387 |
住所 | 北海道函館市元町3-13 |
函館西波止場 | |
2010-8-6 16:43 函館港内で日本で初めての2本マストのスクナー型洋式帆船競走が、明治13年6月22日に行われました。そのことをすぐ思い浮かばせるのも、ウォーターフロントの港の光です。石の太鼓橋から赤レンガ倉庫群を見ながら、広い散策路やベンチでゆっくりくつろぐ人達をみかけます。小型の船やヨットが碇泊していて、夕方になるとイカ釣船が次々に出港していきます。 その並びに海が好き、人が好き、まちが好きをキャッチフレーズにした、函館西波止場があります。海の幸を沢山並べた市場、シーフードレストランなどとともに、マリングッズのスペースもあり... | |
電話番号 | 0138-24-8108 |
住所 | 北海道函館市末広町24-6 |
はこだて明治館 | |
2010-7-8 13:30 昭和30年代まで現役の郵便局として使われていましたが、昭和58年からはこだて明治館となり、ガラス工房や世界のオルゴール回廊があり、アンティークオルゴールのコンサートも楽しめます。 明治44年(1911)の完成で、明治洋風レンガ造りの建物。当時、この辺りは立地条件が悪く難工事の末に建てられたそうです。外壁用レンガを東京から取り寄せたり、改良石綿を屋根に使う工夫も見られ、明治の函館の文化を垣間見ることができます。正面は吹き抜けで郵便課、右側は電話課、左側は電信課があったといいます。 | |
電話番号 | 0138-27-7070 |
住所 | 北海道函館市豊川町11-17 |
中華会館 | |
2010-8-6 17:55 市電末広町電停で下車、徒歩約7分。東坂を登って行くと左手にあります。明治43年(1910)に完成した日本唯一の純中国風レンガ造りの建物で、明治40年に集会場を火災で失った華僑たちが、上海から大工、彫刻師、漆工を招いて建て、約2年かかって完成しました。木材の組み合わせに、釘は1本も使われていません。 三国志の英雄・関羽を祀った関帝壇は、金箔、漆芸が壮麗を極め、内部装飾や柱、調度品にいたるまで、清朝末期の豪華絢爛な様式で表現されています。海産物を中心とした対清貿易の盛んだった明治時代には、華僑の数も多く、この会館は... | |
電話番号 | 0138-22-1211 |
住所 | 北海道函館市大町1-12 |
旧ロシア領事館 | |
2010-8-6 17:53 旧ロシア領事館 市営バス「幸坂」で下車、山に向かって10分ほど登った辺りにあり、木骨レンガ造りで、2階は漆喰をハーフチンバー風に飾って鮮やかなコントラストを見せています。初代ロシア領事ゴスケウィッチは、安政5年(1858)に着任しましたが、この建物は明治41年(1908)に建てられました。昭和19年、最後の領事が本国に引き揚げるまでロシア領事館として機能していました。 1階ベランダからは港に出入りする船がよく見えるので、戦時中は官憲が神経をとがらせ、海側に高い塀をめぐらすなど、つねにチェックされていたいわくつきの建物だ... | |
住所 | 北海道函館市船見町17-3 |