2010-8-9 12:04
函館版”港の見える丘公園”から一直線に広い基坂が海に続き、視界をさえぎるものは何もありません。
元町公園の名で親しまれていますが、ここは函館の発祥の地。江戸時代中期から役所があり、松前藩時代には亀田番所幕府直轄時代には箱館奉行、明治以後は開拓使の支庁、函館県の県庁、北海道庁函館支庁となり、大正11年市制施行により渡島支庁と改称、昭和25年まで古くは北海道、近年は道南の行政の中心となっていました。
石畳の美しい基坂は函館を代表する美しい坂ですが、江戸時代には「お役所の坂」とか「御殿坂」と呼ばれていました。御殿とは、お役所のこと。室町時代にはここに河野氏の館があり、この館の形から箱館の地名が生まれました。
園内には明治42年(1909)建築のルネサンス風の「旧北海道庁函館支庁庁舎」があり、現在は観光案内所として使用されています。
なお2階には函館市写真歴史館があり、ペリー艦隊の写真師が奉行を安政元年に撮影した日本最古の銀板や、幕末から明治にかけて写真館で使われた大型カメラ十数台など、来館者が直接体験出来るような展示がされています。
地図 [KML] [地図表示] |
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電話番号 | 0138-27-3333 |
住所 | 北海道函館市元町12-18 |
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