北海道駒ヶ岳噴火
平成8年(1996年)3月6日水曜日
00:45頃..噴煙増加
01:00頃..「馬の背の三角点」に火口確認
01:10頃..走行車両はワイパーをかけなければならない降灰状態
01:20頃..南茅部〜東大沼 降灰
01:35頃..噴煙が多くなっている
01:40頃..降灰はない
02:25頃..住民避難なし、状況の変化なし
02:40頃..噴煙は小康状態
噴煙は七飯スキー場の上空より鹿部町側になびいている
04:45 ..東大沼の一部地域に避難勧告がでる。
06:00頃..噴煙の量は変わらず鹿部方面に流れる。
06:25頃..駒ヶ岳登山道閉鎖
08:15頃..噴煙高度1,200m(海抜)まであがっている。
南東に流れているが、火口は確認できない。
なお、噴煙は白色で火砕流などは確認できず。
09:00 ..火山観測情報1号
6:00頃、森測候所の望遠観測により噴煙確認
量:少量 色:灰色
高さ:150m 流れの方向:不明
09:35頃..駒ヶ岳8号目付近より上空に雲が有り、噴火口は
確認できず。
11:40頃..2ヶ所から激しい噴煙が上がる。
11:55 ..ニュース
4町の21学校で休業
観光客キャンセル有り
大沼七飯スキー場休業
16:08 ..火山観測情報2号
5日 6:00〜15:00 望遠観測 白色 高さ200m
6日 噴煙 約400m
割れ目が南北にあり、灰色の噴煙が東側に流れている。
17:55 ..テレビ
水蒸気爆発と思われる爆発で、地表近くの岩石を飛ばす。
地中の水分が熱せられたもので、マグマの噴出と違い
危険度は少ない。
18:30 ..テレビ
火山活動は落ち着いている。
火口50m離れた所に100mの亀裂を確認(幅2m)
昼には100〜150mの新しい亀裂を確認
噴煙の強さ:昨日の3分の1
高さ:200m
上空から調査
南東9kmの地点に新たな地震計設置
鹿部町で降灰があったため職員20人待機
七飯スキー場では3分の2が灰に覆われる
数日間は要注意
微動なし
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