ミカン科

高木、底木または草本、葉は互生まれに対生、複葉または単葉、
通常透明点があり、托葉なし。花は両性、放射相称、
4〜5数、がく片はしばしば合生し、覆瓦状にならぶ。
花弁は覆瓦状または辺合、ないこともある。
雄ずいは8〜10、まれに15または以上、環状または杯状まの
花盤の凹みにはまる。子房上位、しばしばのびた花軸の上にのる。
心皮は4〜5、稀に1〜3、合生または時に下部で離れ、
花柱や柱頭で合する。各心皮に通常2胚珠がある。
果実は漿果、萌果、あるいは数個に裂開する袋果、
または小核果に分かれる。

まれに果。

およそ120属1000種、主として熱帯に分布するが、
北温帯に入るものもある。


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