モチノキ科

常緑または落葉性の高木または底木。
葉は単葉で互生し、托葉はない。花は両性、または時に単性で
放射相称、小形で集散花序を作るか、時に束生または単生する。
がく片は4または5、覆瓦状。花弁は4〜5、覆瓦状で時に基部が
合生することもある。

花盤は発達せず、雄ずいは花弁と同数またはそれより多く、
離生、葯は2室で縦裂する。子房は3〜8室。花柱は単一で頂生、
または時にない。胚珠は各室に1〜2個あって頂端から下垂する。
3〜8個の核を持つ核果を作り、核にはそれぞれ1個の種子がある。
胚乳は肉質、胚は小形で真直。

世界に約3属、410種があり、主に北半球に分布する。


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